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三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

呂蒙~真木大堂・広目天像 

いきなり登場の新ジャンル。
その名も「仏像見立て三国志」です。
みうらじゅんのパクリでもないですが、私は単純に「仏像好き」でもあります。
仏像が好きだし、三国志も好きだし…どうせ好きならつなげちゃえ!ということで、これからお送りしていこうかと思っています、このジャンル。
内容はというと、日本各地の寺社に蔵されている仏像を、三国志の人物に見立てて紹介するというものです。

…ということで、第1回目は大分県・真木大堂の広目天像。
見よ!このパンキッシュかつBUCK-TICKもビックリな怒髪天スタイル!
ムース3本くらい一息に使っちゃう勢いです。
1本すら余すことなく髪の毛を逆立てるほどの、内面から溢れる強烈な戦闘心を感じさせてくれます。
しかし同時に、彼のグッとつぐんでいるお口元からは、その暴れ出さんとする戦闘心を押さえ込む強い意志と知性をも感受できます。

真木大堂の広目天像は、まさに「呉下の阿蒙」で有名な、呂蒙のイメージにピッタリ。

呂蒙は、若い頃は武力一点張りの武将でした。
しかし主君である孫権に諭されて、成人してから学問を始めます。
当時の儒者も舌を巻くほどの読書量を経て、周瑜、魯粛、陸遜に並び称されるほどの呉の名将に成長します。
「男子3日会わざれば括目して見よ」は、呂蒙の成長ぶりに対する賞賛のコトバ。
激しい武力を人格の根本に有しつつ上級の知性を併せ持ち、国(仏法)を擁護する…広目天と呂蒙がピッタリな理由はそこにあります。


ちなみに、広目天は2体の邪鬼を踏みつけた上で直立しています。
広目天が呂蒙であるなら、勿論踏みつけている邪鬼は「関羽・関平親子」でしょう。
「しゅみましぇ~ん」って感じで、カッコ悪いね…関羽と関平。

--【「広目天」の豆知識】
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[ 2004/07/04 12:00 ] 仏像見立て三国志 | TB(0) | CM(1)

TB:【みんなでひろげよう、Doblog他薦の輪】 

「CAMUSのこくばん」のCAMUSさんからいただいた
TB:【みんなでひろげよう、Doblog他薦の輪】のトラックバックです。

CAMUSさん、他薦ありがとうございます!
折角他薦していただいたにも関わらず、「他薦の輪」をつなぐのが遅くなり申し訳ありませんでした…。
CAMUSさんのBLOGは…
日・祝日以外はほぼ毎日更新されていることにまずビックリ!
OJTの話とかプロジェクトの話とか…同じ社会人として勉強させられる内容にもシックリ!
「三国志占い」「悪行素質チェック」といった占いTBモノについつい手が出てドッキリ!
…な感じで、ホントしょっちゅうお世話になっています。
みなさんチェキラッチョなBLOGですので、一度は訪問してくださいね!

さて、私から【みんなでひろげよう、Doblog他薦の輪】をつなぐ、次の輪は

「斜め下45度から」 by tagosakuさん

筋金入りのライターさんのBLOGです。
様々な国への旅行記を、様々な角度から記されていて、とても興味深く読ませていただいています。
私にとってとくに面白いなぁと思えるのは、「日本のあしあと」「旧満州」のお話です。
私自身第2次大戦期の日本について、各国に残っている足跡をバックパックで追っていく…というのは、大学時代からチョコチョコやっています(勿論、tagosakuさんほど本格的じゃありません)。
「斜め下45度から」の内容にある各地の神社や旧満州というのは、まさに興味の対象ど真ん中です。
今も当時の建造物がほぼ完全な状態で保存されている台湾の桃園神社には、私も足を運びました。
南の島々は訪れたことがないので、tagosakuさんのBLOGをドキドキしながら眺めては、実際に行きたい衝動に駆られてしまいます。
これからもワクワクしながら記事を読んでいきます。
…ちなみに、「斜め下45度」も毎日更新です。
すごいパワーだなぁ…少しは見習わないと。

tagosakuさん、ぜひ次の「他薦」をよろしくお願いします!

[ 2004/07/03 08:02 ] その他雑談 | TB(0) | CM(3)
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