三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

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「三国志納涼オフ会in東京」のお知らせ 

酒を呑んでばかりいて不摂生爺さんっぽいイメージだった丸山弁護士が、思いの外ピンピンな状態で武道館にゴールしそうなんですが…みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、いわゆる「オフ会」ってやつのお知らせです。

東京近辺にお住まいのかた限定になってしまいますが…日頃は顔を合わせることができない人で集まって、「三国志」に関するお話を思う存分しませんか?
三国志初心者のかた、三国志通のかた、日頃身の周りに三国志を語れる人がいない…というかたetc.お気軽にご連絡ください。
参加しても知り合いがいないし…などの心配も無用です。
「三国志」に関心がありさえすれば、すぐ打ち解けられるはずですよ。
あ、ちなみに8/28時点で5名参加予定です。
今回の「オフ会」に関するやや詳しいやりとりや参加者の更新情報は、下記サイトをご覧ください。

▼「三国志ファンのためのサポート掲示板」さん
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one;no=1897;id=

また、肝心の「オフ会」の詳細は下記の通りです。

【日時】
9/3(土)17:00~
【場所】
赤坂 魯粛
http://r.gnavi.co.jp/g892901/
※ちょっといかした店名じゃないですか?
「三国志」にちなんだお店だったもので…でも「中華」ではなく「創作和食」のお店だそうです。
※現在「個室」とっています。ゆっくり気兼ねなく話せますよ。
【予算】
4,000円くらいはみておいてください。
【備考】
★「赤坂 魯粛」での会は17:00~19:00くらいになります。
が、勿論「赤坂 魯粛」前に集まれる人で「プレオフ会」やったり、「赤坂 魯粛」後に「2次会」やったり全然OKですので、ドシドシご意見ください!
★オフ会のネタも募集します!

それでは、メールでもコメントでも「三国志ファンのためのサポート掲示板」さんへの書き込みでも、ご連絡お待ちしています!


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[ 2005/08/28 19:58 ] その他お知らせ | TB(0) | CM(1)

関 雲長 

という文字列が目に入れば
反射的に
それこそパブロフの犬ばりに
「かん うんちょう」
と0.1秒くらいで自動変換されるのが、三国志ファン。

なのに
なのに
今週の『週刊モーニング』での『蒼天航路』ときたら
「せき うんちょう」
とルビふっちゃっているんですよ。

兎角、誤字や誤植が多いことで有名な『蒼天航路』ですが、それでもありえない。
にゃにゃにゃにゃぁい。


[ 2005/08/27 00:48 ] その他雑談 | TB(0) | CM(1)

西域諸国からの使者~浄真寺・二十五菩薩来迎会 

思い出したように更新されるこのシリーズ。
第6回目の今回は、仏像といえば仏像なんですが、ちょっと変わった仏像絡みのイベントより。
そのちょっと変わった仏像がらみのイベントとは…
東京都世田谷区にある浄真寺(九品仏)にて、3年に1回催される「二十五菩薩来迎会」別名「おめんかぶり」。
丁度今年はその3年に1回に当たる年でした。
なのでムリに有給休暇をとってまで、8/16(水)の暑い日に見物に行きました。
とりあえず、写真を見てください。
(仏罰覚悟で…)笑っちゃいませんか??
このイベント「ギャグなんじゃない?」と思えてしまうんですが…大マジ。
25人の檀家さんや一般のかたがデカイ仏像のお面をかぶって、25体の菩薩に大変身。
ガタイのいいお兄ちゃん、背の曲がったおばあちゃん…いろんな人が変身しちゃっているので、大小様々な「リアル仏像」の出来上がり。
そして、その「リアル仏像」たちが「あの世」から衆生を救うために、特別に設置された橋を練り歩く練り歩く…その光景は、世俗を超越した、眩暈を覚えるほどの異空間を感じさせます。

この「おめんかぶり」の眩暈を覚える程に奇妙な光景は、遥か昔…222年、西域諸国からの使者が魏に来訪したそのときを、私の脳裏でヒモづけてくれました。

曹丕が禅譲により帝位に就き「魏」を建国した後の222年、鄯善、亀茲、于寘といった各西域諸国の王からの使者が洛陽に来訪します。
顔立ちや装いの異なる使者や珍奇な献上の品々…西方から運ばれたエキゾチックな文化の香り。
後漢末の大混乱により途絶していた西域諸国からの使者来訪に、当時の魏の人々は、長らく失ってきた秩序と平和の匂いを感じ取ったことでしょう…歴史的に見ると、その秩序と平和は幻のように儚いものなんですが。

鄯善、亀茲、于寘といった「三国志」ファンにとって聞きなれない国々の概略は…
★鄯善(ぜんぜん・現新疆ウイグル自治区若羌)
人口20,120人
且末国、小宛国、精絶国、楼蘭国を支配下に置く、西域諸国では最も中華圏に近い国のひとつ。
★亀茲(きじ・現新疆ウイグル自治区庫車)
人口116,517人←結構デカイ!
姑墨国、温宿国、尉頭国を支配下に置く、西域北道の要衝に位置する国。
★于寘(うてん・現新疆ウイグル自治区和田近辺)
人口46,620人
戎盧国、扞弥国、渠勒国、皮山国を支配下に置く、西域南道の要衝に位置する国。
…といった感じです。
※人口は『漢書』「西域伝」より算出。
魏に使者を送った3国は、シルクロードの各地に点在するオアシス国家群の親分的存在の国々。
だからこそ
「西域の安定と魏による支配力の復活」
の象徴として、魏にとってその来訪が意味するところはとくに大きかったはずです。

「おめんかぶり」で二十五菩薩を先導する阿弥陀如来は、“西方”極楽浄土の教主。
西方から衆生を救いに来迎する如来&菩薩の群れと、荒れ果てた中原に秩序と平和の香りをもたらした西域諸国からの使者たち。
ほら、なんだか上手いこと見立てられていませんか?今回。


--【「二十五菩薩来迎会」の豆知識】
[ 2005/08/22 00:15 ] 仏像見立て三国志 | TB(0) | CM(3)

7/31(日)三国志シンポジウム行ってきました! 

晩上好!
7/31(日)待ちに待った「三国志シンポジウム」へ行ってきました。
今回は、三国志シンポジウム及びその後行ったOFF会の報告です。

三国志シンポジウムが行われたのは、前回の記事にも書いた通り大東文化大の東松山キャンパス。
大学の講義室の半数くらいは埋まっていたでしょうか…学生服を着た高校生の男女から年配のかたまで、幅広い層のかたが参加されていました。
うつぶせになって居眠りをする学生を見て、久しぶりに大学時代を想い出したりしつつ、正味4時間ほど先生方の報告などを拝聴しました。

◇◆「日中韓三国の三国志」◆◇
金文京(京都大学人文科学研究所所長)

外見、語り口ともに温和な先生…という印象。
『三国志演義』『三国志平話』よりずーっと以前、三国時代当時、既にこの時代を物語として語ったものがあったという、私にとっては衝撃的な事実に、まず冒頭からガツン。
それは、軍隊の中でうたわれた「鼓吹曲」というもの。
兵士の士気を高めるなどの目的のために、自国の歴史を威勢よく、誇らかに謳いあげる軍歌だそうで…ぜひ、金先生に一節唸っていただきたかったもんです。
ちなみに『宋書』「楽志」に「鼓吹曲」に関する記載があるそうなので、機会があったら読んでみようと思います。

◇◆「三国時代の軍事制度」◆◇
石井仁(駒沢大学文学部歴史学科助教授)

漢代から六朝時代にかけての軍事制度に関する大家(…ということを、恥ずかしながら知りませんでした。無知は罪)。
今回の報告は軍事“制度”というよりも、「戦術、戦闘レベルでの実際」を想像するのに好適な内容でした。
引き合いに出されていたのは、211年の渭水の戦い(潼関の戦い)。
曹操率いる軍VS韓遂、馬超らの連合軍。
長矛をヤマアラシのように連ねる得意の陣形で、韓遂らの連合軍は自信満々、曹操軍を迎え撃ちます。
それに対して、軽装歩兵で長矛の敵主力をひきつけつつ、重装騎兵で側面・後方より敵陣を痛打し、包囲殲滅せんとする曹操軍との駆け引き。
リアル…改めて、戦闘への妄想を掻き立てられます。
先生の報告内容に対しては、各大学の研究会のかたからの質問も多く、古代ローマやヒッタイトetc.との比較論など、話題は時間・空間を駆け巡ってとても濃いものでした。

◇◆「三国志演義ができるまで」◆◇
中川諭(大東文化大学文学部中国学科助教授)

そもそも今回のシンポジウムは、大東文化大の「中国文学科」が「中国学科」に生まれ変わるという、そのことを記念したシンポジウム。
「文学」が支柱であるその特性を活かして、『正史』だけでなく『三国志演義』他白話にまつわる報告も多数なされたことが、シンポジウムとして特徴的でした。
とくに中川先生は、『正史』~『演義』成立までを丁寧にかつ要点をまとめた形で飄々と報告され、とてもわかりやすかったです。
劉備が負けるとワンワン号泣し、曹操が負けるとヤンヤヤンヤの喝采を浴びせる、宋代の子どもたち…。
三国志の芝居を見た後、興奮冷めやらぬ男が、帰宅途中に桶を発見。
天子の被る冠に見立てて桶を頭に置き「劉先主と比べてどうだ!」と叫び、不敬罪で処罰されるマヌケな話…。
そんなこんなを経て、民衆により暖められ成立していった『演義』…何だか無性にいとおしく思えてきましたよ。

◇◆「インターネットにおける三国志の世界」◆◇
和田幸司(三国志サイト-ウェッブマスター)

並み居る先生陣の中、「在野」からも和田さん登場。
和田さんは、WEB三国志界の第一人者です。
三国志にまつわるWEB上での諸活動全般は「書き込み」を中心として行われ、そのことで成果の蓄積が整理されないまま散在している現状を、喝破。
一方そのことが、幅広い三国志ファンがWEB上に逗留する構造ともなっているという…「まさに!」と膝を打つような貴重な報告をいただきました。
ブログ、VLOG、SNSなど、WEBの潮流を踏まえて、今後WEB三国志界がどのような方向を模索していくのか…今度お会いできたら、個人的にはその辺も聞いてみたいと思いました。

◇◆パネルディスカッション◆◇
(早稲田大、学習院大、東大、大東文化大の各三国志研究会のみなさん)

午前中の先生方の報告を受けて質問をぶつける…という形で進んだ午後のパネルディスカッション。
さすが研究会のみなさんの指摘は鋭く、真剣で熱いやりとりが続きました。
…やや質問内容が専門的で、微に入り細に入りすぎたきらいはありましたが。

◇◆三国志OFF会@川越市のカラオケ店「carom」◆◇
(清岡さん、KJさん他10人)
※参加者のHNや各参加者のサイトについては「三国志サポート掲示板」に詳細があります。

私にとっては生まれて初めて、OFF会に参加することに。
前方が見えなくなるほどの集中豪雨の中、KJさんと隼鶻さんの車に分乗させていただき、一路川越市のカラオケ店へ。
カラオケ店では一切マイクを持つこともなく、また飲み物で喉を潤すのも忘れて、ひたすら三国志談義(+記者会見風)。
英語圏での三国志、INTERNETと三国志、貴重な魏晋代の図版を舐めるように眺めては話し、果ては、高円寺に出没していたという謎のバンド「黄巾賊」の話題まで…話は尽きませんでした。
関西や愛知から参加されたかたも多数いらっしゃり、ホントに充実度高く貴重な会合でした。
是非ともまたお会いして、今度は語り明かしたい!ですね。

と、長くなりましたが報告は以上です。
今回は参加できなかったかた、またシンポジウムの開催事態をご存知でなかったかたも、全国どこかでこのような会が開かれることがあったら、是非参加してみることをオススメしますよ。
今回参加されたかたは、シンポジウムの感想や拙記事への補足をコメントにていただけると幸いです。
あと謎のバンド「黄巾賊」に関する情報も、強く求めます!!


あ、阿斗、もとい、あと、報告が1点残っていました。
学食サイコー。
大東文化大で、久々に学食で昼食をとったのですが
安い!
ボリューム満点!
私は「サービスランチ」という写真のランチを食したのですが、これで400円ですよ。
ヤバイ。

****************
以下、三国志シンポジウムについての記事のあるサイトをご紹介。

「宣和堂電網頁」さん
http://www2s.biglobe.ne.jp/~xuan-he/
「三国志図書館blog」さん
http://akn.to/mt/archives/2005/08/post_28.html
「孫氏三代」さん
http://cte.main.jp/sunshi/roma/
「ヒヨリミ日記」さん
http://hiyorimi.exblog.jp/3222808/


[ 2005/08/02 03:33 ] その他お知らせ | TB(0) | CM(6)
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