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三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

グルメ03.玄徳 

会社の新人採用活動のお手伝いで、福岡に行ってきました。
北九州に「玄徳ラーメン」というお店があることは知っているのですが、福岡市内からはやや遠いので足を伸ばせず…代わりに、三国志ゆかりのお店、何かないかなぁ、とケータイポチポチしていたら、ありました。
ラーメン屋と同名の「玄徳」というお店が、福岡市の中心部・天神の近くに。
ちなみに、「玄徳」は蜀の初代皇帝・劉備の字です。
「劉備」ではなく「玄徳」を名前に冠するお店、多いんですね。
さて、お店ですが、渡辺通サンセルコ前のバス停で降りて、路地に入りテクテク5分ほど歩くとありました。玄徳
暗がりに仄かな明かり、「玄徳」の文字。
三国志ゆかりのお店は、由緒柄中華料理店が多い気がするのですが、ここは「宮崎料理」みたいですね。
予備知識ゼロの状態で、お店へ。
カウンターとお座敷で構成された、大きくも小さくもない店内に、ご主人と奥さん(…と思い込んでいます、勝手に)のふたり。
カウンターに坐って、「名物」と書いてある「地どりもも焼(1,300円)」を早速注文してみました。
店内に貼られたメニューを眺めると「地鶏」が目立ちます。
東国原効果もあって、宮崎地鶏の知名度上がりましたよね。

玄徳_地どりもも焼待つこと少々…奥の調理場から出てきた「地どりもも焼」は、コレ。
大ぶりのお皿に、ドカッとしたもも肉の骨と、黒いコロコロとした地鶏の細切れが。
黒いのは火で焼いたためで、写真ではわかりにくいですが細切れの地鶏は赤身が残ったレア状態です。
コレが…激うま!
博多弁なら、ちかっぱウマかっ!!(もしくは、ばりウマっ!!)
真空パックの宮崎地鶏は、自宅で食べたことあったのですが、食感がまるで違います。
真空パックのヤツは噛み切りにくかったりするのですが、「玄徳」のもも肉は適度な弾力。
しかもレア加減がサイコー。
ビールは進むし、あっという間にペロリです。ペルリです。

ジャーンジャーンジャーンと余勢を駆って、「地どり心臓刺(500円)」も注文。
こちらは心臓を薄く切って、(たしか)にんにく醤油をつけて生で食するもの。
新鮮なんでしょう…コリコリ感がたまらず、こちらもペロリ。

20数年間福岡に住んでいましたが、このお店全くノーマークでした。
13年間今の場所で営業しているらしいです。
いやー、思わずイイお店に巡りあえた幸福…これも三国志が繋いでくれたご縁ですね。

---[お店情報]---
玄徳
住所:福岡県福岡市中央区高砂1-19-28 エスポワール渡辺通南1F
電話:092-524-9020
定休日:不明
営業時間:不明
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[ 2009/02/20 20:00 ] グルメ三国志 | TB(0) | CM(0)

我が「三国志道」を振り返る 

拙BLOG「三国志漂流」は、自分なりの「三国志道」を見つけるためにやっている、読んでいただいているかたには何の益もない、身勝手極まりないサイトです。
旧BLOGを含めると2003年から続けていることになるのですが…深夜に仕事をしていたら、ふと、これまで歩んできた「三国志道」を振り返ってみたくなり、唐突にそんな記事を書くことにしました。
この行為自体が、自己チューの現れなんですよね…。

Doblogで「三国志漂流」を始めた当初(2003年から約3年間)は

■三国志に登場する人物を、自分の価値観、解釈で表現してみる
■様々な三国志本を読みながら、出会った未知の知識や情報を紹介する

といったスタイルを中心として「三国志道」を歩んでいたんだなぁ…と、今更ながら思います。
三国志に対して、結構前のめりでガツガツしていた時代です。
ただし、このスタイルは、しばらくして行き詰まりました。
仕事などの合間を縫ってしか三国志に関われない現実。
限られた時間の中で、三国志の知識や情報を広げていく、三国志への考察を深めていく…というのは、自分を無駄に追い込んでいくことにもなりました。
中途半端な記事を書くのも、何だか嫌だったし。
趣味であったはずの三国志が、いつしか義務感に変わる…そして、自分の中で破綻。
「三国志漂流」の更新も約2年間STOPすることになりました。

更新を休止している間に、映画『レッドクリフ』の話などが巷に流れ…その他チョロチョロとしたこともあり、私の中で三国志への興味が再び頭をもたげてきたのが2008年8月。
FC2に場所を移して、BLOGを再開しました。
再開後、今思えば知らないうちにスタイルが変わっていました。

■日常生活の中で顔を出す「三国志」な事柄を書き記す

というもの。
すると、意外にうまくいっているんですね。
無理がないというか、自分の生活と三国志とに折り合いがついているというか…むしろ、以前よりも自然に三国志のことを考えられるというか、ただ考えるでなくイキイキと捉えられるというか、好きでいられるというか。

今の状態がベストだとは思っていません。
今度このような記事を書くときは、さらに私の「三国志道」は変化しているかもしれません。
それもまたよいかな、よいかな。
こんな感じで今後も漂流し続けます…みなさんの「三国志道」はどんな感じですか?
[ 2009/02/18 20:00 ] その他雑談 | TB(0) | CM(0)

「三国志」を何ひとつ映画化していない、映画『三国志』 

本日朝、横浜で「五禽戯」をやった後、ついでということで映画『三国志』を観てきました。
お金にモノを言わせた広告宣伝で大盛況の『レッドクリフ』と比べると、上映館数が少なく、宣伝広告も非常に地味な三国志映画である『三国志』です。
主人公は、蜀の趙雲子龍。
ポスターや公式WEBサイトで、「工事現場のおじさん」みたいな格好の主演:アンディ・ラウが、一部のファンにはお馴染みかと思います。

「ついで」と書いた通り、正直ノリノリで観にいったわけではありませんでした。
公開後初めての日曜日なのに、映画館も100人程度の座席数に約半分しかお客が入っていないという、『レッドクリフ』では考えられない惨状で…始まってみるまであまり高揚感もなく、辛うじてポップコーン(塩バター味)で気持ちを繋いでいる状態でした。

が、舐めてました『三国志』。
コレ、サイコーです!
私の中では『レッドクリフPartⅠ』よりも、ポイント高いです。

内容を書きすぎるとネタばれになっちゃうので、こんな人にオススメという診断テストを作ってみました。
以下の5つのうち当てはまる数をカウントしてください!

□今は、振り返るより、前を向いて生きている
□どんな困難も努力すれば報われるはず(報われてきた)
□友情、努力、勝利な『週刊少年ジャンプ』的3つの鉄則は、エンタメの基本だ
□今、最愛の人が傍にいる
□人を裏切るよりも、人に裏切られる方がマシ


どうですか?いくつ当てはまりましたか?
5つのうちひとつでも当てはまった人は、『三国志』、観ない方がいいです。
逆に『レッドクリフ』こそ観るべきです。
そういう映画だと、私は解釈しました。
大学生、もしくは20代ぐらいまでの方は観なくていいような気がします。

レッドクリフ』ばりのアクションシーンは、香港映画なので、当然盛り上がっています。
血とかもバシバシ飛ぶし、血だけじゃなく人自身も馬自身も飛びまくりです。
でも、そんな血肉が騒ぐはずのアクションシーンも、完全に悲壮感で覆われているんですよね…。

いろいろ書きたいことがありますが…兎に角
■今後一生のうち、節目節目でこの『三国志』を数度見返すと思います。一生モノの映画だと実感しています。
■お酒を呑みながら、『レッドクリフ』よりも『三国志』を肴に語る相手がほしいです。
■『三国志』では、「三国志」の世界の本質の一端を垣間見られます。虚無感というか、無常観というか…。

この記事のタイトルの通り、『正史』や『演義』に書かれている三国志の物語を何ひとつ映画化していない『三国志』が、奇しくも、よく「三国志」を表現してしまっているんだなぁ…と、今はその余韻に浸っています。

PS.サモ・ハン・キンポーが高木ブーに見えて仕方ありませんでした。
[ 2009/02/15 17:34 ] その他雑談 | TB(0) | CM(18)

うちの「冬の大収穫祭」を諸葛恪と薛綜に知らせたい 

チエイッ

NHK教育テレビで放送される『趣味の園芸 やさいの時間』。
私のような家庭菜園初心者には、バイブルのような番組です。

2か月ほど撮り溜めていたものを休日を利用して一気に観ていたのですが…ひどく牧歌的で草食系な家庭菜園番組には、とっても相応しくない人物が、昨年の12月放送分に出ていてビックリ。
YOU THE ROCK★
知る人ぞ知る、ヒップホップ系のミュージシャンです。Youちゃんです。
YOU THE ROCK★の父である「BOSS THE ROCK★」まで登場し、番組は一気にトンデモワールド化。ブロッコリーほかどうなるんだ…この番組と思っていたら、BOSS THE ROCK★が息子に送ったメールが紹介され、ちょっとホロリ。
「白菜、丸くなり始めた、人も同じだね。」
なんだかわかるような、わからないようなメールですね。

さて、前置きが長くなりましたが、12月から2か月間、我が畑では「冬の大収穫祭」が続いています。大根、聖護院大根
二十日大根に始まり、ブロッコリー、かつお菜、ターツァイ、小松菜、白菜、聖護院大根、大根…が次々と採れています。
とくに鍋の季節には、これら野菜が大活躍です。

野菜てんこ盛りでグツグツと煮立つ鍋を見ながら…私は、やはり三国志な時代のことを思うのです。

諸葛恪は…新城にむかい、これを包囲した。新城をめぐる攻防が何ヵ月にも及んだが、城を落とすことができなかった。士卒たちは疲れ切って、暑さのあまり生水を飲み、下痢をおこし脚気になって、大半の者が病気にかかり…
(『呉書』「諸葛恪伝」)


さらには、孫権が言い出した「公孫淵討伐」を諌める薛綜の上疏文より

〔遼東との間には〕はてしなく続く深さも知れぬ水が存在して、…陰鬱な霧が頭上にたれこめ、塩水が脚下からむしむしした水蒸気を立ち昇らせて、そのため脚気が発生しやすく、それがどんどん伝染していって、海を渡る者でこの病気にかからぬものは稀であります。
(『呉書』「薛綜伝」)


諸葛恪薛綜…ごめん。
私は大した苦労もなく、ビタミンB1たっぷりの緑黄色野菜を、たらふく食べんとしています。鍋
森鷗外の大失態などもありつつ、現代では、諸葛恪薛綜が心を苦しめた「脚気」は、ビタミンB1の欠乏症であることがわかっています。
ビタミンB1をたくさん含む食材の代表格が、緑黄色野菜。
うちで採れたブロッコリー、大根やカブの葉、かつお菜(高菜の仲間)は、緑黄色野菜の代表。
叶うのなら、私が屯田でもしてこれら緑黄色野菜を作って差し上げておけば、苦労しなかっただろうにね…でも、そんなこと叶いっこないので、私だけ美味しくいただきます。
バイバイ、諸葛恪薛綜
[ 2009/02/14 23:30 ] 農三国志農ライフ | TB(0) | CM(0)

『レッドクリフ PartII』特別試写会ご招待だって 

どうやら、2/5に『レッドクリフ PartII』完成披露試写会なるものが、あったようですね。
ジョン・ウー監督、金城武さんなんかが来場していて、おもしろ三国志さんや歴ドルの小日向えりさんといった三国志界における有名人な方々が招待されていたようです。

レッドクリフ PartⅠ』では縁あって試写会に参加でき、イベント含めてとっても貴重な体験ができました。
レッドクリフ PartⅡ』でも、試写会行きたいなぁ…どっかやってないかなぁ…ウマイ話転がっていないかなぁ…と思って探したら、ありました。

『レッドクリフ PartⅡ』特別試写会

「550組1,100名をご招待」と結構大盤振る舞いな、試写会ですよ。
締切日が3月11日(水)で、試写会が3月20日(金)ということなのでまだ先の話ですが、みなさんもご興味があったらいかがですか?
ちなみに、この試写会に関しては、「株なび」なるものへの無料会員登録促進という協賛企業の思惑が絡んでいますので、その辺も了解のうえ…ということで。

おそらく4月の公開までに様々な試写会が勃興すると思うので、別に急がなくてもいいとは思いますよ。
[ 2009/02/08 01:58 ] その他雑談 | TB(0) | CM(2)

三国志検定2、3級合格 

拙Blogその他で三国志検定受検を公言してしまったことを、半ば後悔する日々が続いていたのですが…ようやくホッとしました。
2/1(日)に、宅急便で合格通知と認定証が届きました。
三国志検定認定証得点などの詳細はまったくわかりませんが、とくに2級は自己採点で「合肥の戦い」において危うく張遼に殺されかけた孫権みたくギリギリスレスレラインな感じだったので、別にわかんなくてもいいです。
ちなみに認定証は、画像のようなクレジットカード大のモノです。

「『持っている資格』として履歴書に書いたら、トヨタに就職できた!」
「合コンとかいうもので、なんだかモッテモテ」

…といった実益は、ご想像通り皆無な資格ですが、今は世界67.5億人の中の蟻ほどの大きさもないコミュニティで、ネタとして使っていこうかと思います。
[ 2009/02/02 21:00 ] 三国志検定 | TB(0) | CM(10)

「dボタン」で三国志 

写真整理をしていたら、ポッコリ見つかったので…しようもないけど垂れ流し。
地デジ対応のTVとかにある「dボタン」、みなさんは使ったことありますか?
番組の映像が小さくなる代わりに、「データ放送」と呼ばれる、番組に関連した情報なんかを視聴できる、時によっては役に立つボタンです。

箱根駅伝実は、今年の正月、「箱根駅伝」にて、このデータ放送枠で、三国志ネタが全国に伝播されたことは、まったく知られていない…。
知るよしもないし、知っても何も得をしない…。
どんだけ、暇していたんだ…自分。
[ 2009/02/01 06:23 ] その他雑談 | TB(0) | CM(2)
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