三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

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スクープ!「進学塾 鳳雛」発見! 

随分とご無沙汰しています…こんにちは、久しぶりの更新です。
常日頃「三国志」は私の日常とむっちり密着状態なんですが、なかなか文章にする時間を作れず、すみません。
今日は三国志的有名人が、私の自宅から車で15分程度のところに住んでいるらしい…という、業界裏情報をお届けします。

車で通勤しているときに、そのお住まいを偶然見つけました。
進学塾鳳雛1その名も「進学塾 鳳雛(ほうすう)」。
「鳳雛」とは、「鳳凰(伝説の鳥)の雛」のことで、将来大物になる人物のことを指す言葉です。
そして、三国志ファンにとって「鳳雛」とは、すなわち劉備に仕えた人物・龐統のことですよね。
「伏龍(諸葛亮のこと)・鳳雛、この2人のうち1人でも得ることができれば、天下を安んずることもかなおう」とその才能を高く評価された龐統大先生が、まさかこんな近所にお住まいとは…いやー、奇遇すぎて唖然としました。
ただ、龐統大先生は、私ごとき小人が軽々しくお会いできるような人物ではないので…まずは、『正史』や『演義』などを紐解き、「進学塾 鳳雛」の教育方針を「五箇条」にして妄想してみることにしました。

☆★「進学塾 鳳雛」教育五箇条★☆
一.外見を気にすることなかれ。人間中身で勝負すべし
一.歯に衣着せることなかれ。直言すべし
一.人は徹底的に褒めて伸ばすべし
一.学問は、世のため人のために修めるべし
一.常在戦場。いつ死ぬとも後悔することなかれ


以下は、教育五箇条(妄想)の詳細を、ひたすら垂れ流します。

一.外見を気にすることなかれ。人間中身で勝負すべし

若いころ地味でもっさりしていたので、まだ評価する者がなかった。
(『蜀書』「龐統伝」)


龐統伝の初っ端に出てくる、彼の容姿を簡潔に述べる一文です。
…『正史』の著者である陳寿が、統伝を書くにあたって真っ先に筆が走ったぐらいなのだから、伝説的なもっさり容姿だったんでしょうね。
カリスマもっさリスト・龐統。
でも、関係ないですから、外見なんて。
逆に外見で人の能力を判断してしまうことのナンセンスさは、龐統の優れた業績を見てみれば一目瞭然です。
外見なんて気にしない、内面を磨くことが大切。

一.歯に衣着せることなかれ。直言すべし

龐統は…主君が必ず反省するとわかっていたからこそ、衆人のまっただ中でその過失をただし…あくまでも直言の態度を崩さなかった。
(『蜀書』「龐統伝」)


劉備が劉璋を攻めているときの逸話です。
劉備が戦勝を祝って大宴会を開き、「チョー楽しいんだけど」と調子に乗っているとき。
見かねた龐統が「他人の国を攻めておいて喜んでいるのは、仁者の戦いではありません!」と一喝して諌めたのです。
言うときは、言う。相手や状況によって、それを変えることもしない。
真っ直ぐに生きる、真っ直ぐな人間を育てる…そんな龐統大先生の教育方針が表れていますね。

一.人は徹底的に褒めて伸ばすべし

龐統は…人を育てることに努力した。彼が称揚する場合、その人物のもっている能力以上に評価することが多かった
(『蜀書』「龐統伝」)


善人が少なく悪人がのさばる乱世にあっては、道徳がどうのこうの言っても仕方ない。
大袈裟に褒めて褒めちぎって、名誉欲を十分に満たしてあげでもしないと、イイことを行う人なんていやしない。
たとえ10人に5人が失敗しても、志ある者に努力をさせることができたならば、いいじゃないか。
…という考えに基づいた、龐統大先生の教育方針です。
「オレって褒められて伸びるタイプじゃん?」
って人、結構多いと思いますが、「進学塾 鳳雛」の龐統大先生だったら望み通りガンガン褒めてくれますよ。

一.学問は、世のため人のために修めるべし

司馬徽・龐徳公を指導者と仰ぐ襄陽グループは、学問的には荊州学の一翼を担う。しかし、それと同時に、天下・国家を論じ、互いに人物評価をしていた点が、宋忠ら御用学者とは異なっていた。…龐統が「帝王の秘策を論じ」たように、国家の経営を抱負とするものが多かった。
(『三國政権の構造と「名士」』渡邉義浩著/汲古書院刊)


ここで出てくる「襄陽グループ」とは、荊州時代の龐統が属していたグループ。
世のため人のために尽くす、そのための学問を志す実践的なグループだったと捉えていいでしょう。
そんなグループの構成員だった龐統なら、「受験のための勉強」みたく、手段が目的化するようなおかしなことは絶対やっていないはず。
鳳凰のような志をもって学業に励む若者をサポートするのが、龐統大先生その人なのです。

一.常在戦場。いつ死ぬとも後悔することなかれ

劉備の入蜀戦に従軍し、『演義』では「落鳳坡」という土地でその若い命(享年36歳)を落とした龐統。
あまりに早い彼の死に「龐統が生きてさえいてくれたら…」というIF談義は、三国志ファンの間で頻繁になされる話題です。
ただ、龐統は最前線に身を置きながら、国家百年の大計に頭を巡らし、常にその人生を全力投球で生き抜いていた、と私は思います。
生と死はいつも隣り合わせ、だからこそ悔いのない人生を…というのが、龐統大先生の人生哲学じゃないでしょうか?

ということで、「進学塾 鳳雛」を見かけたことだけをきっかけにした妄想BLOG、長文失礼しました。
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[ 2009/04/12 09:53 ] その他雑談 | TB(0) | CM(2)
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