その名は、
角川春樹。
「コ
カイン密輸事件」で実刑判決を受け、約4年間、刑務所生活を送った、あの角川春樹氏です。
最近なんとはなしに気になって、
『春樹さん、好きになってもいいですか。』(福田和也著/角川春樹事務所刊)という本を読んでみたのですが…なんとはなしに読んでみるには、刺激強すぎ、18禁レベル。
知らんかった…春樹氏、かなりヤバイ、イッちゃってます。
そして、春樹氏、
蹋頓、もとい唐突ですが
曹操に似ちゃっているんです。
☆★春樹氏と曹操の共通点 その1★☆
春樹氏、角川書店を出版界の雄に押し上げた人というぐらいの認識だったのですが、「事業家」「
俳人」「学者」という3つの顔をもつ、マルチタレントな人らしいです。
このマルチっぷちは、後漢末期、「乱世の奸雄」として名を轟かせながら、後世に巨大な足跡を残した詩人であり、
孫子研究の大家(そして偉大な実践者)だった曹操とソックリです。
☆★春樹氏と曹操の共通点 その2★☆
春樹氏が放つ豪放な言葉の数々が、また曹操を彷彿とさせるのです。
■「世の中のメジャーを自分に合わせる必要はない。自分のメジャーに世の中が合わせればいいんだ。」
■「刑務所に入って、人間というものがよく見えた。裏切る奴と、裏切らない奴。」
想い起こしますね…あの曹操の名言を!
「おれのいうことは 正しい おれのなすことも 正しい おれは 天下にそむこうとも 天下の人間が おれにそむくことは ゆるさん」(『三国志』(
横山光輝著/潮出版社刊))
どうですか?似ているでしょう?春樹氏と曹操。
私には、春樹氏が曹操と重なって見えるようになりました。
『レッドクリフ』の曹操役、一時期、渡辺謙じゃないか?とか噂されていましたが、日本人で曹操役なら春樹氏ですね。