こんにちは。
近年稀に見る大型連休となったGW、みなさんい
かがお過ごしですか?
私は、これから出勤ですよ…「GW」=「Get to Work(仕事しろ)」ですよ。
さて、何晏関連の記事の続きです。
何晏といえば…
★「正始の名士」と呼ばれる玄学(老荘学)
清談の創始者
★当時の貴族文人界、宮廷サロンにおけるカリスマ
★泣く子も黙る色白系美男子兼ファッションリーダー
…と、当時及び以後の中国文化に多大な影響力を与えた男闘呼。
そんな彼が愛用していたもの…それは、ドラッグです。
「五石散」という名のアッパー系のドラッグなのですが、「あの何晏が
キメちゃってるんだって!」ということで、瞬く間に貴族階級に浸透します。
ついには、魏末以降大流行した「清談」に臨む際は五石散を服用するということが、魏晋南北朝時代の貴族文人界におけるデファクトスタンダードになってしまいます。
ドラッグ天国。
ダメ。ゼッタイ。
ラヴ&ピース。
今回は、何晏がブームに火をつけて以来、約500年間に亘って魏晋南北朝時代の思想、文学界と切っても切れない存在であり続けた「五石散」について、医薬品の取説風に解説してみようと思います。
ポンピン。
【効能】
健康の増進、疲労の解消、精神の高揚、不老長寿、美容、インテリゲンチャ的ステイタスシンボル
【成分】
5種類の鉱物(石鍾乳・石硫黄・白石英・紫石英・赤石脂)、ヒ素
【用法・用量】
粉末状の五石散を、適量の酒で服用してください。
【ご注意】
★服用後、発熱、皮膚の炎症、幻覚症状、錯乱、被害妄想、失明、手足のむくみ、四肢のだるさなどの副作用が表れる場合があります。
★とくに発熱は強烈なため、服用後は必ず「散発」または「石発」といわれる散歩をして熱を発散してください。
散歩の他には、冷たいものを食べたり、多量の水を飲んだり、冷水を浴びたり、冷たい石の上に坐ったりして熱を発散してください。
★温かいものは、酒以外は絶対に飲食しないでください。
★まれに服用による中毒死が見られます(3世紀から8世紀の間に数百万のかたが亡くなられています)。とっても興味深い、五石散。
753年に来日を果たした鑑真が持ち込んだ多種の医薬品に、この五石散も含まれていたようです。
一部情報では、今でも奈良の正倉院に、鑑真が持ち込んだ五石散が所蔵されている模様。
是非とも一目お目にかかりたいものです。
そして、あわよくば服用してみて、バッキバキにキメてみたい…。
TITLE: 筝儀絅鐚
URL: http://rumicyan.blog12.fc2.com/blog-entry-5.html
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BLOG NAME: 篋完篋柑
DATE: 06/06/2005 10:09:28
筝儀冴鐚篋翫薑儀ャ羌激ョ鎧召障薐眼帥紊気款罔≧。筝儀
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