最近、恥ずかしげもなく
Def Techへヴィーローテーション中です。
日本人と外国人(ハワイ出身)の2
MCが
♪地に足付け 頭雲抜け 進む前に前に前に…♪
ですって。
しかも、妙に共感したりして。
Def Techしかり
銀杏BOYZしかり
サンボマスターしかり…年を重ねるにつれて青臭さへの共感は高まるばかり。
逆に、昔のような気持ちをストレートにぶつけるでない、なんとはなしに小難しくなった
weezerの新譜はイマイチしっく
りこず。
現実は甘くなかったりしますが、少なくともこのBLOGではストレートに青臭くぶつかっていきたいです!
YATTA!ということで、長い前置きに続き本題。
一部のかたにはネタばれになってしまいスミマセンが…『週刊モーニング』連載中の『蒼天航路』で、いわゆる「魏諷の乱」終わってしまいましたね。
常に感心させられることしきりな『蒼天航路』にあって、「魏諷の乱」の解釈や演出もまた独特だったなぁ…と振り返りつつも、一方で私にとっては「しこり」のようなものが残ってしまいました。
この「しこり」は一体何なんだろう?と思って、働かない頭を何とか働かせてみたところ…
Q1.で結局、魏諷はなんで叛乱なんか起こしたの?
Q2.そして、「高官の子弟ら」はなんで魏諷の乱に加わったの??
Q3.さらに、叛乱を鎮圧した魏にとってどんな意義があったの???
…という3つに行き着きました。
いずれも『正史』などでの記述が少ないため、どう足掻いても事実は闇の中ですが…様々な文献に散らばっている情報をパズルよろしく組み合わせて、自分なりにそれっぽく推論してみました。
軽い自慰行為ですね。
これから何回かに亘って「『魏諷の乱』の裏側」としてお送りしますが、まず最初に私の中で出た一応の結論から。
Q1.魏諷はなんで叛乱なんか起こしたの?
A1.自らの扇動能力を過信して、歴史の表舞台に躍り出る機会を作り出そうとした結果…ということに尽きそうです。
Q2.「高官の子弟ら」はなんで魏諷の乱に加わったの??
A2.間近な施行が想定されていた「
九品官人法」という人事制度改革によって、自ら、そして子孫に残す地位が揺るがされることへの脅威を、魏諷に煽られたからというのが最大公約数的な理由だと考えます。
加えて、各人が負う将来への不確定要因を、魏諷によって巧みに突かれたこともありそうです。
Q3.叛乱を鎮圧した魏にとってどんな意義があったの???
A3.来るべき「漢魏革命」(結果としては『魏諷の乱』の翌年220年)に伴い想定される、官僚数激増への対処ができたのではないか、と考えます。
つまり、魏朝政府内における人員・ポストの整理を、最終的には数千人に及ぶ人々を「叛乱参加者」として処罰することで行えたと解釈します。
次回以降、前述の結論に至った経緯とかをダ~ラダ~ラと書いていきます。
ただ、まだ考えが固まりきっていない箇所も多いので、ひょっとしたら結論自体に調整をかけるかもしれませんが、ご愛嬌ということで…。