ナツいアツ真っ盛りですが、みなさんお元気ですか?
ご無沙汰しています。
また更新が滞っているので、まずは7/12(土)にあった「第2回三国志検定」のことから。
「第1回三国志検定」を昨年12月に受検し、辛うじて2、3級合格を拾ってはや半年…
某サイトの「一般の人気名言ランキング」堂々第1位に輝く
「
やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい 」
という考えに共感しつつ、今回は前回なかった「1級」を記念受検してみました。
会場は、飯田橋駅と九段下駅の間ぐらいのところにある法正…もとい法政大学。
試験開始まで少々時間があったので、靖国神社の近くにある「東京厨房」という洋食屋さんで腹ごしらえをしました。
受検を控えているためか、心なしか闘争心がムクムクと顔をもたげつつあるところに
「
イタリア男の満腹チキンカツ定食」
という挑発的なネーミングのメニューが目に飛び込んできました。
胸毛ボーボー(妄想)のイタリア男程度に負ける訳にはいかん!と、注文、真っ向勝負。
片手ならぬ片っ腹で返り討ちにしました。
…と、そんな無駄なことにひとり悦に入っていたら、試験開始時間がメチャクチャ迫っていることに気づき、小走りで法政大学へ。

「軍師求ム」
と、おそらく「脾肉の嘆」中の劉備が、優秀な「検定」受検者が集まるこの秋(トキ)を見計らって貼り出していたのだろう掲示物にも目もくれず、試験会場へ。
ギリギリセーフ。
水(ペットボトル)や筆箱を机の上に置いていたら、試験官の方に相次いで注意を受けるなど、適度かつ無駄にKYな感じを醸し出しながらも、約80人ほどいる1級受検者と混じって15:20戦闘開始!
1級の概要は「
三国志検定」サイトを参照いただければと思いますが…5問中2問を選択し、各600-800字で論ずるという60分1本勝負な、過酷な検定です。
記憶している5問の内容は、以下の通りです。
1.諸葛亮の北伐失敗の原因を、歴代王朝の人口比較表(提示されている)を絡めながら論ぜよ
2.曹操の人材登用政策を、漢の理念を絡めて論ぜよ
3.建安文学の特徴を、曹丕著『典論』の一部を絡めて論ぜよ
※孔融らはすでに死んでしまった。ただ徐幹のみが論を著して、一家言を打ち立てただけである…とかいう辺りの一文。
4.司馬懿の権力確立過程を、土地政策と軍事権を絡めて論ぜよ
5.『三国志演義』の成立と展開を、蘇軾著『東坡志林』の一文を絡めて論ぜよ
※子どもたちが講談を聞き、劉備が敗けると泣き、曹操が敗けると大喜び…といかいう一文。
私は「1」と「5」を選んでみましたが、みなさんだったら何を選びますか?
…というか、どれを選んでも満足に論じることなんかできやしません!
時間配分を間違えて、最後の10分間は兎に角文字数を埋めることに全身全霊をかけていた自分を、今思い返すとなんともさもしいです。
そんなこんなで、検定の暑い夏は一瞬の光芒とイタリア男の記憶を残して終わりました。

この後は、お待ちかねの「三国志検定アフターパーティ」です。
前回は原宿であったのですが、今度はなんと六本木です!ギロッポン。
会場にあった三国志関連グッズのブース近くで知人と待ち合わせ、連れ立っていざ六本木へ。
アフターパーティの様子は、後編にて。
いやぁ、やはり1級は難問ですね!!一問も選択の余地がございません(泣)。
一級になると三国志好きの品格とかが問われてくるのでしょうね…身が引き締まる思いです。
2級を落第してしまった自分が言うのもなんですがね(笑)
合格祈っております!