今日は東京都日野市で「
ひの新選組まつり」が開催されています。
「新選組パレード」、天然理心流や西洋流砲術の演武などが催され楽しそうではあるのですが…いい加減にたまったお仕事があるので、自宅謹慎。
息抜きがてら、日野絡みのグルメ三国志を1本書いたりします。
JR日野駅から少し歩いたところにある中華料理屋さん、その名も「
中国家庭料理 麒麟坊」。
「天水(冀城)の麒麟坊」といったら俺のことよ!
そう、胆が鶏の卵ほどもあることでお馴染みの蜀(元魏)の
姜維伯約さんですね。
ん?「麒麟坊」じゃなくて「麒麟児」じゃないか!?って。
チビっ子だったり親しみを込めたりな言葉としては「坊」も「児」もおんなじなので、そこは、まぁ大目に…。
麒麟坊には「中国四川」の文字が見えます。

涼州ではないですが、四川料理というのも、また
姜維っぽくて乙ですね。
私は夜に行ってみたのですが、おばちゃん集団がおしゃべりしながら食事していたり、ラフな格好の親子連れがいたり、とってもアットホームな雰囲気が溢れています。
若くして心ならずも母親と離れ離れになってしまった
姜維の「家庭」への憧憬をお店の雰囲気に反映しているんでしょうね(妄想)。
メニューには番号が「137」までふられており、その料理の種類の多さに圧倒されます…これは迷ってしまいます。
私は、胃(意)を決してとくに気になった料理を2つ注文。
■なす豚バラ土鍋かけご飯(800円)
■名物鉄なべ餃子(450円)

まずは、なす豚バラ土鍋かけご飯から。
焼きナス、椎茸、人参など、野菜ほかの材料がふんだんに使われた、かなりボリューミーな土鍋料理です。
あっつあつ。
アンと野菜ほかがかかったおこげも、とっても美味しいです。
そしてお次に控えるは、鉄なべ餃子。
これまたぶっとくて長い餃子がお行儀よく並んでいます。
その様は、西羌国
越吉元帥らが駆った「鉄車兵」のよう(「鉄」だけに)。
鉄車兵を破るための
諸葛亮の策(
姜維も同じ策を意中に秘めていた)と同様、私の胃袋という落とし穴に鉄なべ餃子を次々と放り込みました…鉄なべ餃子、全滅。
ただし、餃子の中に溜まった「肉汁」はかなりお熱いので、実際に喰べる際はジワジワ慎重に喰べることをオススメします、火傷します。
ということで、賑やかな家庭的雰囲気の中で、コストパフォーマンスのよい中華料理をいただける店「麒麟坊」でした。
同じ系列のお店は、立川や前橋にもあるそうですよ。
---[お店情報]---
麒麟坊 (飲茶・点心 / 日野)
★★★★☆ 4.5
住所:東京都日野市日野本町4-5-5 1F
電話:042-587-8469
定休日:無休
営業時間:
ランチ 11:00~14:00
ディナー 16:30~23:00
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本格中華料理より点心の方が好きだから行ってみたいなり。
日野はちょっと遠いけど(笑)
麒麟坊さんや三国志さんには負けますが、近所に四川料理「川国志」というお店が出来ました。
せんごくしって読むんだと思うけど、なんでわざわざ川にしたのか謎・・・。