「千葉三国志グルメダービー」いよいよ後半戦突入です。
北千住にある
ラーメン店「子竜」を皮切りに、京成船橋駅近くの
「新四川料理 三国」を経て、夕暮れ近くに3軒目のある印西牧の原に到着。
印西牧の原は「千葉ニュータウン」の一角として1990年代後半に開発された地域のようで、駅から四方を眺めるとアチラコチラに巨大な商業施設が乱立し、途切れない自家用車の列が吸い込まれていきます。
駅から徒歩10-15分、その巨大商業施設のひとつ「ジョイフル本田」2階にあるフードコート内に目指す三国志グルメがあります。

その名も直球ストレートど真ん中な「三国志」。
中華料理チェーン展開をしている企業の一店舗としての位置づけのようで、メニューを見ても「マーボー豆腐」「黒酢豚」「エビチリ」などなど一般的な中華料理が名を連ねているだけで、正直あまりグッとはきません。
「もうハマグリとかガマはイイっす」という、
袁術軍の兵士の気持ちと同じぐらいグッと来ない感じ。
ラーメンと火鍋にヤラれた胃袋と満腹中枢は「ゴメン、もう無理」な危険信号を発しており、「もう1軒あるし、軽めの小龍包にしようか…」とつい弱気な自分が頭をもたげるぐらい、実は心折れそうな状況。
と、そのとき!
「三国志」の厨房からレジ打ちに出てきたサンタの赤い帽子を被ったひとりの女性が私の虚ろな視界にカットイン。
夏侯淵さん?
太史慈さん??一瞬で、私のハートは射抜かれました。
20分ほどグッタリと突っ伏していたテーブルからおもむろに立ち、スタスタとレジへ。
毅然と「黒酢鶏セット(白米+スープ+ザーサイ付き)」738円を注文。

弱気な自分を向こうへ追いやり、辛うじて引き続き強気な自分を保つことができました。
私にとって「憧れのサンタさん」は、
曹操軍兵士にとっての青梅のようなもので、彼女の存在によりなんとか気持ちをつなぐことができました。
「黒酢鶏」は甘辛い黒酢が効いている分以外はいたって普通ですが、三国志な時代の高級食材ナスを筆頭に玉ねぎ、ニンジン、蓮根、ピーマンなどなど野菜が豊富で、ヘルシーな気分でなんとか完食できました。
ありがとう!「憧れのサンタさん」、永遠なれ!
---[お店情報]---
三国志 (中華料理 / 印西牧の原駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
住所:千葉県印西市草深1921 ジョイフル本田千葉ニュータウン店 フードパーク内
電話:0476-47-4883
定休日:ジョイフル本田 千葉ニュータウン店に準ずる
営業時間:
9:00~20:00
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