三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

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會本『風俗三國志』-上巻 序-  

それでは會本『風俗三國志』の各章の紹介を始めます。
1章毎に「登場人物」「あらすじ」「三国志なTOPICS」「その他諸々」などに分けて書き連ねようと思います。
断っておきますが、私は、江戸時代の文語をまともに読んだこともない不勉強者です。
雰囲気で適当に解釈することが多く(というか、むしろ雰囲気のみ)、間違いや分からないことが多々あります。
パソコンやモバイルの向こうにいる賢明な読者のみなさんに質問、助け舟をいっぱい投げかけるので、どうかご助力をお願いします!
ということで、全三巻中の「上巻」の扉を開きます。

☆★序★☆

『風俗三國志』は、惡失兵衛景筆の格調が高いのか高くないのか…でも相当程度漢籍の知識に裏付けられた「序文」からはじまりはじまり、です。

[登場人物]
なし

[あらすじ]
権力の象徴として「鼎」が扱われたり、魏呉蜀3つの国が並び建つことを「鼎」の足に模して「三国鼎立」と表現したり、その「鼎」を題材に物語の始まりの文句が滔々と紡がれます。

鼎の器たるや。小なれども重くして。其家の神、是を寳(たから)とす。


に始まり、周代の「鼎の軽重を問う」、殷の伊尹の「伊尹負鼎」、夏の禹王の「九鼎」の故事が、国政・政法に纏わることとして挙げられます。
一方、鼎風なモノを纏った巨根のデフォルメおっさんが1ページを使ってドンと描かれ、

男根の大なるを。俗に三足といふ。両足ハ千里を自由に。歩行なすの徳あり。亦男根ハ。交合なして世継をもふけ。宝とすといへ共。


『風俗三國志』序云々と、国政・政法に対比される形で男根を高らかに謳いあげ、これから始まる「エロ三国志」の開幕を告げます。

[三国志なTOPICS]
「あらすじ」や「その他諸々」で扱うこと以外に、なし

[その他諸々]
■前述した「鼎の器たるや。小なれども重くして。其家の神、是を寳とす。」との文言の直前に

霊帝記の論に云(いふ)。


とあり。
霊帝」といえば後漢第12代皇帝を想起でき、即『後漢書』『後漢紀』などをあたってみたのですが、霊帝に関する記述で「鼎の~」に始まる似た文章が見つかりません。
どなたか心当たりありませんか??
■画像にある「巨根のデフォルメおっさん」の図には短歌が添えられています。

むつましき中は鼎のごとくにて
   祝ふ雑煮も三つのあしたか


「祝ふ雑煮の三つのあしたか」の意味がわかりません…。
どなたか短歌の心得のある方いませんか??
■「序」の終盤に

國の鼎ハ長久に動かさず。民の鼎ハ。中に入実を覆(こぼ)すことなかれと。


との文言あり。
「中に入実を覆す」という意味がわかりません…。
どなたか「こういうことじゃないの?」と、コッソリ教えていただけませんか??
■『風俗三國志』の絵を担当する「不器用又平」が、超売れっ子浮世絵師・歌川国貞の「夜の顔」であることは以前触れました
が、この壮大(?)な物語を紡ぐ重要人物「惡失兵衛景筆」がどういう人物なのかは定かではありません。
「惡失兵衛景筆」というペンネームは、平氏に仕えた武士で、数多くの歌舞伎、人形浄瑠璃などに登場する「悪七兵衛景清」から来ているのは間違いないと思うのですが…。

次回は第1章「祭天地桃園結義」です。
[ 2012/05/04 00:39 ] 10:江戸的三国志 | TB(1) | CM(0)
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