『蒼天航路』読んでいる人、多いと思いますが…魏諷がチラチラッと登場していましたよね?荀攸の葬儀のときなどで。
髪の毛が仏さんみたいな感じで、目がキラキラしていた、挙動不審の男。
『正史』を紐解くと、魏諷は、219年(蜀による漢中侵攻戦の最中)に魏都・ギョウで大規模な叛乱未遂を起こした首謀者とのこと。
「魏諷の乱」では、張繍、王粲、宋忠の子、劉ヨクの弟などが叛乱計画に参加し、魏諷と同様に処刑されたとの記述から…どうやら著名な魏臣の子弟を大量に巻き込んだ叛乱計画だったところが特徴なようです。
『演義』には1mmも顔を出さない魏諷を、王欣太がどのように描くのかが楽しみで、仕方ないです。