店名、メニュー、エピソードetc.
三国志に因んだ名店を食べ歩く、グルメコーナー。
…といっても、そんなにしょっちゅう食べ歩くわけでもないので、気が向いたときなどに更新しようと思います。
気長にお付き合いください。
記念すべき第1回は、東京都は東銀座にお店を構える「
中国四川風料理 諸葛亭」です。
ストレートですね…「四川」と「諸葛」といえば、あの
孔明大先生に因んだお店であることは一目瞭然です。
2008年9月13日に開催された三国志の
「プチオフ会」に参加したのですが、その際に利用しました。
地下鉄「東銀座」駅から地上に出て、いつものように
グッチや
エルメスで数百万円買い物をした後、少し歩いて路地をちょっと入ると、「諸葛亭」はあります。
お店には1Fと2Fとがあり、私たちは2Fの道路側の、意外に余裕のある席に案内されました。

「諸葛亭」でなんといっても眼をひくのは、「三国火鍋」なるメニュー。
中国語では「サングォフォグォ」とか発音するみたいですが、口を尖らしっぱなしで話しにくいし、「さんごくひなべ」と、ここでは大和風に呼びます。
この三国火鍋、結構イカしたメニューです。
鍋を三等分にして魏呉蜀に見立てたうえで、それぞれを異なるスープで構成し、ひとつの鍋で3種類(激辛、薬膳、白湯)の味を愉しめてしまうのです。
しかも
「ここは辛そうだから、四川つまり蜀だよ!ということは、こっちが魏でこっちが呉か!?」
「色合いから考えて、赤は『火徳』の蜀、黄色っぽいのは『土徳』の魏と呉だ」
「ということは、魏と呉の間にあるこの部分は長江ってこと!?」
「わ、漢中あたりが煮立ってきたぞ!」
「白湯スープ、うめぇ」
などなど、「三国火鍋」(しかも「お試しコース」)を囲んだだけで、三国志大好き人間たちの妄想は際限なく掻き立てられ、いつまでも話題は尽きません…メニューとしてかなり秀逸です!
ほかにも水餃子、炒飯、何か真っ赤なスープ(鶏肉入り、
鶏肋なし)、紹興酒などに舌鼓と腹鼓をうって3,000円/1人程度と、銀座界隈ということを考えてもなかなかリーズナブル。
まだ2年目ということで若いお店ですが、これからもお世話になる可能性大です。
---[お店情報]---
中国四川風料理 諸葛亭
住所:東京都中央区銀座4-12-2
電話:03-3542-5108
定休日 :日休(正月休)
営業時間:ランチ11:00-15:00、ディナー17:30-1:30(L.O.1:00)
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【参考】
三国志ニュース 諸葛亭