蓑麿さんから「人肉食」についてのコメントもいただいたので、三国時代の食糧供給事情について。
当時の食糧供給事情は、極めて悪かったようですね。
だからこそ、
曹操はかなり早い時期から「屯田制」他に至る農業政策を模索し続け、食料生産性の向上を図ったんですが。
食糧供給事情の劣悪さは、例えば…
★袁紹軍の兵士は、「桑の実」を食物としていた
★袁術は、「
蒲(がま)」と「ハマグリ」を取って食料の補給を行なっていた
★食料が極度に欠乏したとき、程昱が「人間の乾肉」を曹操に供給した
…ということからも、ヒシヒシと伝わってくるかと思います。
桑の実を食べただけで、命のやりとりはできんですよね。