ワガママし放題の暴政を誇り、孫家から玉璽を奪うと皇帝を僭称し、挙句の果てには逃亡生活の中で血を吐いて死す…という末路を歩んだ袁術。
『蒼天航路』に至っては、まるで「猿」のように描かれている袁術。
…でも、ちょっとまった!
袁術は、なかなかのイケメンだったかもしれませんよ。
根拠は、「袁術の娘」の容貌と行状。
「袁術の娘」は、袁家滅亡後、孫権の後宮に迎えられます。
そして、『正史』の記述では…
★かなりの美貌の持ち主だったようです。「袁術の娘」は、美しい容貌の女性に激しく嫉妬する他の夫人によって殺害されたから。
★行状も、かなりよかったらしいです。子どもがいないからという理由で皇后の位を固辞したという、謙譲の美徳溢れる女性でした。
★孫権の正室が死んだ際、「袁術の娘」が皇后の候補となるほど寵愛を受けていました。彼女の美貌と行状の良さ、推して計るべし。
つ・ま・り、「袁術の娘」がこのように美貌と行状の良さを兼ね備えているなら、その父親たる袁術も、男前で、性格もイイというちょっとしたイケメンだった可能性があるということです。
袁術の新しいイメージは、
キムタクで。