紅白歌合戦や
格闘技よりも三国志好きのみなさん、大晦日も変わらず三国志まみれで過ごしていることでしょうね。
私は、『正史』6巻(『呉書』)を片手に帰郷中です。
なので、しばらく呉のお話が中心です。
熱い血潮の男闘呼たちが所狭しとむさ苦しさを醸し出しているのが、呉の特徴かと思います。
そんな中で、81年間「頑固一筋」に生き抜いた頑固ジジイ・張昭の熱さも生半可なもんじゃありません。
何せ主君・孫権とのいざこざから蟄居をしていた際、孫権自身から家(の門)に火を放たれて、文字通り燃えてしまいそうになったくらいなんだから。
そんな頑固ジジイ・張昭の口癖は、「
殿!そんなことでは…じぃは、殿のお母上と孫策さまに合わせる顔がありませんのじゃ!」。
孫権としてはこの口癖が出ると、何とも対応のしようがなかったようで…また、この辺りが微笑ましかったりもするんですよね。
それでは、みなさんよいお年を。