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三国志漂流

すべての「三国志」にLOVE&RESPECTが大前提。さらに自分の価値観や解釈でどこまで切り込んでいけるか…のんびりと「新しき三国志の道と光」を模索するBLOGです。

曹操と張飛、実は親戚だった…という「新説」 

このタイトル自体は、訴求力ありますよね。
「え?マジで?」って感じです。
2004年1月14日付けで報道されたものです。
ただ、「新説」というより、元々『正史』に書いてあることなので、総じて情報を受け取った側は冷ややかというのもわからないではないです。
「新説」の根拠は、『正史』「夏侯淵伝」の一節より。
以下、抜粋。
「建安5年(200年)、当時夏侯覇の従妹の13、4の少女が、本籍地の郡に居住していたが、たきぎをとりに出かけて、張飛につかまった。張飛は彼女が良家の娘であると知ると、そのまま自分の妻とした」
つまり、張飛と夏侯覇の従妹は夫婦で、夏侯覇は夏侯淵の長男で、夏侯淵と曹操は元を辿れば同じく夏侯氏出身…という、気の遠くなるほどの縁戚関係で結ばれるというロジックです。
しかも、張飛と夏侯覇の従妹との間に産まれた娘が、劉禅の皇后にまでなったということなので、蜀と魏とは遠~い縁戚関係で繋がった王朝だともいえます。
ここまで来るとこじつけ的な要素が強すぎますね…事実は事実としても。
…というか、張飛の行動は拉致、監禁、誘拐、婦女暴行etc.何らかのコンボ、合わせ技になると思いますが、常人の行動ではないですね。
そして、誘拐事件発生が200年なので、張飛は当時34歳。
年齢的なダブルスコアを遥かに超える13、4歳の少女に手をつけるとは…張飛ロリコン説の方がインパクトあるんじゃないですか?


AUTHOR: hisa DATE: 01/20/2004 02:48:53 はじめまして。ゲームの真・三國無双から三国志に興味もちはじめて
USHISUKE様のブログを楽しく読ませてもらってます。
まだまだ全然知らないことが多いのでとても勉強になります。
***
このブログについてでなくて7日のブログの「字」のことで質問いいですか?
名を呼ぶことが忌むことされていて字がつけられて、呼ぶときは「官職」や「字」で、というのが礼儀だったんですよね。
でも、「字」は親しい人同士でしか使わなかったという話も聞いたのですが、
実際のところどうかわかりますか?

違う日のコメントに長々とすいません。
[ 2004/01/20 01:19 ] トリビア三国志 | TB(0) | CM(1)
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僕は三国志をあまり知りません。NHKの人形劇を見たり、横山光輝の漫画を読んだり、吉川英治の「三国志」を読んでみたりしたのですが、さらっとしか知りません。「蒼天航路」はちょこっとしか読んでことがないですが。こりゃあ、三国志に詳しくなるためにはいっそ、戦国シュミレーションでおなじみの株式会社KOEIのゲームでもやるしかないかな……と思っていた矢先、三国志漂流さんでおもしろい事実を発見しました。
...
[ 2004/01/21 11:17 ] [ 編集 ]
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