しがない一サラリーマンな私も「ぜひ、あやかりたい!」と、デキるビジネスマンな方々の講演会に行ったりすることが時々あるのですが、講演会でたまーに3か月無料購読ができてしまう
『週刊東洋経済』。
何度か講演会に行っているうちに半年分無料購読をできてしまっている縁で、毎週『週刊東洋経済』を読んでいます。
そんな
『週刊東洋経済』2008/9/27特大号で、なんと「三国志特集」やっているじゃないですか!?
グーグル特集用の真っ白な表紙の片隅に、「第2特集 『三国志』ビジネスの秘密 世代を超えた人気がなぜ続くのか」との見出しが…いきなり、釘付けです。
特集は13Pに及んでおり、「特集」を冠するだけあって結構力が入っています。
主要な内容は以下の通りです。
・図解 三国志が世代を超えて人気がある理由
・3分でわかる クイック三国志
・今日から使える 三国志にまつわる名言・格言
・劉備・孔明より曹操、呂布。 「三国志」ファンの本命キャラ
・経営者のたしなみ? 「三国志」がビジネスで使われる理由
・海の向こうの「三国志」観
・シブサワ・コウ、ジョン・ウーインタビュー
記事に感化された上司に、「貴様、クビ」と「泣いて
馬謖を斬」られても困るんですが…『正史』から『恋姫†無双』まで、日本から世界まで、ビジネスという視点から幅広く三国志を捉えている内容は、一読に値すると思います。
特集のメインテーマである「世代を超えた人気がなぜ続くのか」という問題提起への回答を、私の足りない脳みそを使ってまとめてみると、以下のような感じになります。
1.「三国志」自体が持っている魅力
とくに、約1,800年前という遥か昔の話であることと、1,000人を超える個性豊かな登場人物がいることが、「自由な解釈」を生み続け、かつ受容され続ける土壌となっている点で重要。
2.ブームを生む「娯楽作品」の存在
一般的に歴史物は大河ドラマなど旬な作品の影響が大きいが、三国志は異なる。
吉川英治の小説『三国志』(1939年)、横山光輝のマンガ『三国志』(1971年)、『人形劇三国志』(1982年)、コーエーのゲーム『三國志』(1985年)、マンガ『蒼天航路』(1994年)、コーエーのゲーム『真・三國無双』(2000年)etc.「三国志」関連の秀逸な娯楽作品群が、絶え間なくブームを生み続けている。
また、それにより新たなファン層を生み続け、「上は70代以上、下は10代」、男性・女性を問わない幅広いファン層を形成できている。
※上記()は初出年。
『週刊東洋経済』殿、「三国志道」の参考になりました!押忍!
ちなみに、
ジョン・ウー監督は
周瑜と
趙雲のことが気になっているそうです。
監督曰く「『男』として、
周瑜を見習え!」
【関連】
三国志ブログ英傑群像通信
普段は縁の無い本なのですが(笑)
友達が教えてくれて、すぐに購入して来ました♪